規定未到達人

二浪一留、行きつく先は

鎮火

夏という季節を、これほどまでに感じないというのは、生まれて初めてかもしれない。

それほどまでに夏の外気に触れていないということだが、これは世の大学4年生としては健全なのか、そうではないのか。筆者には判断しかねる。

 

前回というか初回の記事が66日前とのことではあるが、別にブログのことを忘れていたわけではなく、更新は気分が乗ったらやろうと決めているため、現在自室にて蒸留酒を片手に戯言を書き殴っている次第である。以降もこんな形での更新となるだろう。

 

世間の大学4年生の多くは、この時期には内定を得て就活を終え、人生最後の夏休みを謳歌しているのであろう。

しかし筆者は内定を1個も持っていない。そもそも就活を行っていない。

そもそも就活が解禁された3月の時点で、就活とは?就活のやり方とは?という小学生並の思考しか持ちあわせていなかった人間が、ようやく最小限のことを学んでマイナビだのリクナビだの登録した時には既に説明会やらなんやらはほぼ終了しており、もはや救いようのない状態だったわけである。

 

そんな知恵遅れが濡れ手で粟のごとくすがる一筋の道というのは、公務員であった。公務員試験の申し込みは早いところは4月から、また遅いところは今現在も募集を行っている。

実を言うと公務員試験対策講座というのを昨年からたまに受講しており、春先には本腰を入れてそれなりに勉強していたのだが、身になっているかどうかは定かではない。

最初の試験は6月の最終週に既に終えており、次は5日後に控えている。

5日後に人生がほぼかかっている試験があるのに深夜まで起きてブログの記事を書き殴っているところに、色々察してほしい。

 

前回の記事にもあるが、留年するかもしれないという中で内定先を見つけなければならないという現実の中で自暴自棄になっているところも正直ある。

内定がないのに、毎日アルバイト先と家を往復する生活を送っていていいのか、という葛藤もある。

アルバイトの目的も、自分の生活費を得るためというよりは、むしろ留年した場合の1年分の学費を稼ぐために目的がシフトしてきている(一応、年間の学費は60万以内と稼げる範囲内である)。

親にも申し訳ないし、周囲の人間とはどう付き合っていくかも考えている。

 

知恵遅れが、この限界大学ライフと残りこれからどう付き合っていくのか。以降、ここに記事として記録していこうかと思う。

 

深夜、32度の自室にて